【健美鍋③】クコの実の効能について

クコの実の栄養・効果・効能

古くから『長寿の果実』や『不老不死の実』と呼ばれ、

日本に伝わったのは平安時代。健康志向が高かったといわれる徳川家康も愛用していたことが知られているスーパーフードです。。

クコの実は、「肝と腎」によいとされる生薬のひとつです。
「腎」とは腎臓のみをさしているわけではなく、「泌尿器系・ホルモン系・免疫系・生殖系・水分代謝・骨代謝・髪・耳・足腰」などの機能や状態を支え、「生長・発育・老化・生殖」などを指します。
「肝」は、「美容と眼」です。

【クコの実の効果】

  • 胃の健康を保つ      ●生活習慣病の予防・改善
  • 肝機能を高める      ●疲労回復
  • 美肌・美白        ●眼病を予防する
  • ダイエット        ●ストレスをやわらげる
  • 血流を改善する      ●感染症を予防・改善する

 【クコの実に含まれる栄養素】

  • ビタミン類

(ビタミンC・ビタミンB1・ビタミンB2βカロテン)
●ミネラル類(リン・鉄・カルシウム)
●ポリフェノール類(ルチン・タンニン)
●食物繊維    ●たんぱく質     ●リノール酸
●ベタイン    ●ゼアキサンチン

 一日の摂取量の目安は、10粒程です。食べ過ぎると副作用が起こることがあります。また、以下の方たちは注意が必要です。

《妊娠中や授乳中の方》 クコの実に含まれるベタインの作用で、早産のリスクが高まる可能性があるといわれています。妊娠中や授乳中の方は控えた方がいいでしょう。
《低血圧の方》 血圧を下げる作用があります。注意が必要です。
《胃腸の弱い方》 クコの実はナス科の果実です。ナス科は身体を冷やす 作用があり、食べ過ぎるとお腹を下してしまう可能性があります。胃が弱っている時やお腹を下しやすい方は注意が必要です。
《薬を服用している方》 血圧の薬、糖尿病の薬、抗凝血剤などの薬を服用している方は医師とご相談ください。